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2009年1月31日(土) 14:00 燕喜館 ヴァイオリン:枝並千花 ヴァイオリン:白井 元、白井 奏、ヴィオラ:奥村和雄、 チェロ:富山雅史、クラヴィーノ:相馬上子 モーツァルト:ディヴェルティメント 第1番 (枝並、白井元、奥村、富山) ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 「四季」 (アンコール) 「四季」より 冬 第2楽章 氷雨降りしきる中、枝並さんのコンサートに出かけました。場所は白山公園内にある燕喜館です。ここは明治期の大商家、斎藤家の邸宅の一部を移築再建した歴史的建築物であり、移築部分は登録文化財に指定されているとのことです。ここの大広間でコンサートがときどき行われていますが、私は今回が初めてです。東響を辞めた枝並さんの新潟での初コンサートということで、楽しみにしていました。80席限定であり、満席でした。 会場は入ってすぐにある大広間で、座布団が並べてありました。ガラス窓から見える白山公園の木々が雨に濡れてきれいでした。館内を見学した後、前から4列目に席を取りました。 主催者の挨拶の後、枝並さんが登場。和室ということもあり、上が黒、下が白いパンツと、シックな装いです。最初はモーツァルトのディベルティメントが弦楽四重奏で演奏されました。大広間ということで残響はなく、楽器からの直接音のみ響いてきます。新潟の音楽界の重鎮が枝並さんをサポートし、きれいなアンサンブルを聴かせてくれました。 枝並さんの挨拶の後、メインの四季の演奏に入りました。チェンバロの代わりにはクラヴィーノが使用されました。編成は小さいですが、協奏曲としての楽しみも感じさせてくれました。 春を演奏した後に30分の休憩が置かれ、別室で抹茶とお菓子のサービスがありました。無教養な私は茶道の素養はありませんから、作法は無視していただいてしまいました。 後半は、夏、秋、冬と演奏が進み、拍手に応えてアンコールに冬の第2楽章を演奏して終演となりました。緩徐な曲も良かったですが、夏や冬の終楽章などの力のこもった演奏に特に感銘を受けました。 会場がサロンならぬお座敷ということで、クラシックコンサートとはあまりにミスマッチ。窓が風に吹かれてガタガタしたり、鳥の鳴き声が聞こえたり。これが魅力とも言えますが、足がしびれて疲れ、暖房の効かない会場は寒かったです。枝並さんも寒くて手が動かないとおっしゃってました。 でも、演奏そのものは良かったと思います。数メートルの至近距離で聴く生演奏は迫力がありました。響きはありませんが、ダイレクトに迫る楽器の音は、それはそれで味わいがあります。でも、純粋に音楽を楽しむなら、ちゃんとしたホールで聴きたいところです。 枝並さんは5月9日にりゅーとぴあでリサイタルを開催するそうです。また、ホンダの車のCMにも出演されるそうです。トークも上手ですし、何よりもヴィジュアル的に優れていますから、今後の益々の活躍が期待されます。 純粋に音楽を聴く環境としては疑問もありますが、お座敷コンサートというのも話の種にはなります。でも、この会場は和楽器の方が合いそうですね。 外に出ると相変わらず氷雨が降り続いていました。冷え切った体には寒さがこたえました。風邪を引かなければいいですけれど・・・。 |
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