春の村杉温泉散策、そして 「長生館」

 昨夜は職場の親睦会が村杉温泉「長生館」であり、開宴前に村杉温泉を散策しました。

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 「長生館」に車をとめて、温泉街をぶらりと歩きました。穏やかな春の夕暮れ。風も心地よく、気分もさわやかです。

 共同浴場「薬師乃湯」は相変わらず常連さんで賑わっています。

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 横の小道を上って、清水で喉を潤します。

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 左手には源泉小屋と足湯がありますので覗いてみました。

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 平日の夕暮れ時、営業時間(10:00~18:00)終了後ということもあってか、誰もいません。

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 この足湯は、ジェットバス、ジャグジー、足裏マッサージの3つのゾーンに分かれています。テーブルもありますので、ゆっくりと過ごせます。

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 湯温は42℃弱。

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 湯に浸かりたいところですが、宴会が控えていますので、手だけ浸けて湯温を確かめるにとどめました。

 100円で足湯、飲泉を楽しむことができますが、お金は石の穴に投入します。

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 手押しポンプで源泉を汲んで飲泉できますし、持ち帰りも可能です。

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 飲泉用の源泉は、薬師乃湯1号井。泉質は単純弱放射能冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)。源泉温度23.4℃。湧出量79L/分(自然湧出)。ガス性除く成分総計は320.5mg/kgで、ラドン(Rn)を123.6x10-10Ci/kg(34.0マッヘ単位/kg)含みます。
 一方足湯の源泉は、薬師乃湯2号井。湧出量64.0L/分(自然湧出)で、ラドンを93.1x10-10Ci/kg(25.6マッヘ単位/kg)含みます。
 なお、温泉街の各旅館は、薬師乃湯3号井が使用されています。源泉は違いますが、泉質的には同等です。

 向かいには村杉温泉共同浴場があるのですが、閉鎖されて久しくなります。

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 せっかくの露天風呂ですので、復活を願いたいですね。

 坂道を登った先にある駐車場には村杉温泉の源泉水槽があります。

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 そして階段の先には薬師堂があります。

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 うっそうとした木立の中の薬師堂。夕日に照らされ、輝いて見えました。

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 静寂に包まれて、この場所にいるだけで癒されるようでした。

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 右側には「薬師のめおと杉」という2本の杉が寄り添ったような巨木があり、しめ縄が巻かれています。

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 夫婦円満にご利益があるそうで、私も祈りましたが・・・。

 さて、村杉温泉は、室町時代の建武2年(1335年)に、足利家の家来であった荒木正高が薬師如来の夢を見て霊泉を発見し、その場所に薬師堂を建立したのが始まりだそうです。

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 薬師堂の参道に杉や松を植え、湯治場として栄え、村杉という地名になったと言われています。
 薬師如来のご利益で病気が治るため、村杉温泉に医者が育たないという言い伝えもあるそうです。


 そうこうしているうちに時間となり、「長生館」に戻って、庭を見ながらひと休み。

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 落ち着いた雰囲気ですね。

 ロビーには飲泉所があります。

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 これは長生館独自の源泉です。

 時間となり宴会に突入。

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 長生館から竹筒入りの冷酒が差し入れられました。

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 竹の風味が加わって非常に美味しいのですが、車で帰らねばならず断念しました。

 宴会が終わり、せっかくですので入浴させていただくことにしました。

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 タイミング良く、他に客はなく、チャンスとばかりに急いで浴室へ。

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 独り占めの浴室は気持ちいいですね。

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 ぬるめが特徴なのですが、温まりは良いです。
 
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 トンネルを抜けて露天風呂へ。

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 無人の露天風呂は静寂に包まれていました。

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 ひとり占めの露天風呂。ゆったりと湯に浸かってまどろみの時間。

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 非加熱掛け流し浴槽は、冬期間は厳しいですが、これからの時期はクールダウンに最適です。

 空を見上げると三日月。気持ち良い春の夜です。一年中こうだと良いですね。

 さて、源泉名は薬師の湯3号井。泉質は単純弱放射能温泉(アルカリ性低張性低温泉)。源泉温度 25.2℃、湧出量 510L/分(掘削自噴)、pH8.6です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成23年5月2日分析)は、Na 50.4、K 1.4、NH4 0.4、Mg 0.3、Ca 28.3、Sr 0.3、F 0.6、Cl 9.5、I 0.3、SO4 84.4、HCO3 36.6、メタ珪酸 26.2、メタ硼酸 0.1、遊離CO2 0.2 など、ガス性除く成分総計は238.8mg/kgで、ラドンを136.6x10-10Ci/kg(37.6マッヘ単位/kg)含みます。

 無色透明無味無臭の湯は、一見ただの地下水の沸かし湯に思えてしまいますが、ぬるめのお湯にじっくりと浸かっていますと、体の芯から温まり、ただのお湯ではないことが実感されます。

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 湯上りに冷たい温泉水で水分補給。美味しいですね。

 女将に見送っていただきながら長生館を後にしました。家に帰るまでポカポカ感は続き、村杉温泉侮れずを再認識しました。

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