今日でお別れ?  「湯ったり苑」

 以前のブログで紹介しましたように、長野、新潟、埼玉、宮城県内で、「湯ったり苑」6館を運営するタカチホ(長野市)は、2019年7月1日付で、「まめじま湯ったり苑」(長野市)を除く5館を、温浴施設「極楽湯」を全国で40店舗(フランチャイズ含む)展開している極楽湯ホールディングスに事業譲渡します。

 これに伴い、新潟市内の「女池」、「松崎」、「槇尾」の「湯ったり苑」3館も、6月30日をもって、これまでの「湯ったり苑」としての営業は終了となるはずですが・・。

 この「湯ったり苑」としての最後を見届けるため、昨日家から近い「槇尾ゆったり苑」に行ってきました。

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 休日料金670円(平日620円)、タオルセット180円、合計850円で入館しました。

 脱衣場で裸になりますと、垢すりの受付に熟女がおられ、慌てて貧弱な愚息をタオルで隠し、たるんだ腹を引っ込めて浴室に入りました。

 入念に掛け湯をし、大浴槽(桧風呂)、ぬる湯、座マッサージ、スーパージェットバス、シェイプアップバス、ジェットバス、リラクゼーションバス、腰掛け湯など、各浴槽を順に楽しみました。

 外に出て、岩風呂、蔵風呂、スチームバス、美泡湯(壺湯)、高濃度人工炭酸泉等を堪能し、寝ころび湯で空(実際は雨雲)を眺めながらゆったりしました。

 ちなみに、この寝ころび湯は、ときどき熱い湯が流れてきて、寝転んでいられないことがあるのが難点です。

 ドライサウナでテレビを観ながら汗を流し、なまった体に喝を入れました。

 カルキ臭ただよう沸かし湯ですが、多彩な浴槽がありますので、泉質を除けば十分に楽しめます。

 各種マッサージ風呂で体をほぐし、美泡湯に浸かって空を眺め、高濃度人工炭酸泉にじっくりと浸かっていますと身も心も癒されます。

 「湯ったり苑」としての最後の入浴を、じっくりと、たっぷりと楽しみました。

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 湯上りに、食事処で冷やし中華(700円)。

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 美味しくいただきました。


 さて、新潟市内の「湯ったり苑」は、2000年11月3日にオープンした「女池湯ったり苑」に始まります。

 その後、2001年12月21日に「松崎湯ったり苑」、2003年11月27日に「槇尾湯ったり苑」が相次いでオープンしました。

 それぞれ内湯、露天風呂とも工夫が凝らされており、それぞれに魅力があります。

 いずれも天然温泉ではありませんが、「槇尾湯ったり苑」は、開業当初は、長岡の「寺宝温泉」をローリーして使用していました。

 その後、2012年6月13日より「松崎湯ったり苑」に高濃度人工炭酸泉が導入され、翌年の2013年9月13日には、「槇尾湯ったり苑」にも高濃度人工炭酸泉が導入され、魅力が高まりました。

 また、両館の露天の壺湯は「美泡の湯」となり、シュワシュワ感が魅力でした。

 一方、「女池湯ったり苑」は、一番コンパクトな作りですが、甲州ワイン風呂や人工温泉で楽しませてくれ、3館それぞれの楽しみがありました。

 食事処のメニューは3館とも共通です。簡単なメニューばかりですが、低料金ですので、割り切れば、それなりに楽しめます。

 3館ともオープン以来何度も利用しており、想い出もたくさんあります。常連を自負し、長い歴史を共に歩んできました。会員制度が廃止され値上げされたりもありました。

 オープン当初の「槇尾湯ったり苑」の露天風呂には、いつも女子十二楽坊の音楽が流れ、曲順も覚えてしまうほどでした。中越地震のときは「松崎湯ったり苑」の浴槽に浸かっていました。

 夏には「槇尾湯ったり苑」まで歩いて行き、風呂上がりの生ビールを楽しんだりもしました。いろんな思い出が甦ります。

 「湯ったり苑」としての営業は今日が最終日のはずなのですが、何のイベントもなく、館内には最後を思わせるような雰囲気は全くなく、何事もないかのように、いつもと同じ空気が流れていました。本当に終わりなのかなあ・・。

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 なお、7月1日は、新潟市内の3館とも休館となりますが、メンテナンスに伴う臨時休館としかアナウンスされていません。7月以降どういう運営がされるのか、何の発表もありません。

 単に経営が代わっただけで、従前と変わらぬ運営が続くのかもしれません。なにがしかの案内があってしかるべきだと思うのですが・・。全く不親切ですね。心配させておいて・・・。

 「極楽湯」は、2003年1月から長岡でフランチャイズで営業していましたが、2010年3月末で契約終了とのことで閉店し、「華の湯」となりました。以来「極楽湯」は新潟から撤退していました。

 これから「極楽湯」傘下となって、どう運営されるのか、料金はどうなるのか、食事処はどうなるのかなど、心配がつのります。私が勝手に心配しているだけで、大きなお世話なのかも・・。

 結局何も変わらないのでは拍子抜けですが、新たなスタートを見守ることにしましょう。