眺めは最高! 「ごまどう湯っ多里館」

 田上町の「ごまどう湯っ多里館」は、「源泉工事」のため、6月19日~7月11日まで、沸かし湯営業になっていましたが、7月12日より通常の温泉営業となりました。工事により源泉がどうなったのか気になりましたので、確認のため行ってきました。

DSC_5730.JPG
 駐車場に車をとめ、エレベーターで上に上がります。

DSC_5747.JPG
 長い通路の先に「ごまどう湯っ多里館」があります。

DSC_5725.JPG
 通路を出ますと東屋になっていて、そのまま進むと「湯っ多里館」の玄関ですが、左にはイタリアンジェラートの店があり、人気のようです。なお、車でここまで登って来れますが、駐車場はありません。
DSC_5726.JPG
 飲泉所があるのですが、残念ながら利用できません。

DSC_5727.JPG
 以前は源泉が絶えず流されていて、飲泉できたのですけれど。

DSC_5729.JPG
 飲める温泉がひとつの売りだったはずなのですが、飲泉できないのは残念ですね。

 では、入館することにしましょう。

DSC_5731.JPG
 下足箱に靴を入れ、券売機で入浴券を買って受付しますと、下足箱の鍵と引き換えに番号札が渡されます。

 入館料は700円。平日はタオル付ですが、休日はタオルは100円で別料金になります。

 浴室は、右が「あじさいの湯」、左が「ごまどうの湯」で、毎週土曜日に男女が入れ替わります。今回の男湯は「あじさいの湯」でした。

DSC_5737.JPG
 脱衣場には鍵付ロッカーがあり、好きなものを選びます。コイン返却式なのが面倒です。洗面台にはドライヤーやヘアブラシ、綿棒等が置いてあります。

 浴室は撮影できませんので、写真はありません。

 浴室に入りますと、源泉100%のあがり湯(掛け湯)があります。右手にドライサウナと水風呂、左に大浴槽とぬるめの小浴槽、さらにローリングバス、エステバス等があります。大きなガラス窓で開放感があり、新潟平野が一望されて、眺望は抜群です。

 洗い場は仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。

 そして、外には露天風呂。浴槽に浸かった状態では景色は見えませんが、立ち上がれば、眼前に新潟平野が広がり、右に新潟市の街並みやビッグスワン、正面に佐渡、左に角田山・弥彦山が一望されます。この眺めの良さと開放感は、温泉以上に魅力を感じます。

 源泉名は、田上ごまどう温泉。泉質は、ナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性温泉)。湧出量493L/分。源泉温度36.3℃。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年10月30日分析)は、Li 0.0、Na 633.8、K 5.0、NH4 1.4、Mg 0.0、Ca 56.7、Mg 0.0、Ca 66.7、Sr 0.4、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 1.7、Cl 854.5、Br 3.3、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 1.0、HSO4 0.0、S2O3 0.8、SO4 265.4、HPO4 0.0、HCO3 48.8、CO3 12.0、メタケイ酸 48.4、メタホウ酸 7.5、遊離CO2 0.0、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は1951mg/kgです。

 湯は無色透明無臭。自己責任でなめてみますと、薄い塩味がします。硫黄泉の基準には若干足りませんが、硫黄分を含みます。しかし、硫黄味・硫化水素臭は感じられませんでした。

 内湯大浴槽、小浴槽(ぬる湯)、露天風呂は、入浴に適した温度を保つため加温、加水なし、温泉保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、県条例の基準を満たすため除菌剤を使用とのことです。
 あがり湯(掛け湯)は、入浴に適した温度を保つため加温、加水なし、循環ろ過装置使用なし、県条例の基準を満たすため除菌剤を使用とのことです。
 ローリングバス、エステバスは、気泡発生装置に温泉成分による配管のつまりが発生する恐れがあるため、水道水を使用、循環ろ過装置使用なし、県条例の基準を満たすため除菌剤を使用とのことです。
 水風呂は、水道水を使用、循環ろ過装置使用なし、除菌剤使用なしとのことです。

 入浴後は、脱衣場2階でクールダウン。

DSC_5744.JPG
 眼前に広がる新潟平野を望みながら休憩しました。

 館内には休憩用大広間・食堂のほか、小さな休憩用広間があります。

DSC_5745.JPG 椅子とテーブルのある休憩コーナーもあります。

DSC_5736.JPG
 休日は混み合うことが多いのですが、今回は空いて良かったです。

 さて、今回の源泉工事がどういうものだったのかは不明ですが、泉質そのものには変化はないようです。飲泉できないのは相変わらずです。

 駐車場横にある飲泉所が閉鎖されて久しくなります。

DSC_5721.JPG
 源泉が絶えず流されていた古き良き時代が懐かしく思われます。早い復活を期待します。

 さて、湯田上温泉といえば、紫陽花が名物です。

DSC_5724.JPG
 エレベーター横にもたくさんの紫陽花が咲いていました。護摩堂山の紫陽花見物のついでに入浴はいかがでしょうか。

 循環湯ではありますが、温泉の味わいは十分に味わえますし、浴室からの展望の良さは、泉質を論じること以上の魅力、喜びがあります。なかなか良い温泉だと思います。