清津峡渓谷トンネル 「エントランス施設 足湯」

 前回、清津峡小出温泉を紹介しましたが、トンネル見学した折に立ち寄ったエントランス施設の足湯を紹介します。

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 清津峡は、黒部峡谷(富山)、北山峡(三重)と並ぶ日本三大峡谷に数えられ、ほんど垂直に近いくらいに切り立つV字型の断崖絶壁、幾重にも重なる柱状の岩(柱状節理という)が驚きです。
 かつては断崖の細道をびくびくしながら通らなければなりませんでしたが、崩落事故があって、1996年に清津峡渓谷トンネル(全長750m)が作られ、安全に峡谷の景観を楽しめるようになりました。
 3ヶ所の見晴所とトンネル終点のパノラマステーションからの眺めは息をのむほどであり、秋の紅葉の時期などは、得も言われぬ絶景です。
 私も何度か家族で訪問しましたが、今ほどの人気ではなく、休日でもスムーズにアクセスできていました。
 しかし、トンネルが3年に1回十日町で開催されている「大地の芸術祭」の会場となり、2018年4月28日にリニューアルオープンしてからは、ものすごい人気スポットとなり、休日を中心に大混雑となっています。
 今回私も、直接アクセスはできず、遠く離れた高台の駐車場に案内され、そこからのシャトルバスで行くことになりました。

 この清津峡渓谷トンネルは、トンネルそのものが馬岩松(マ・ヤンソン)氏による芸術作品(Light cave)であり、特に水が張られて景色が反射する幻想的な眺めを楽しめるパノラマステーションはインスタ映えポイントとして有名になりました。
 このトンネル入口に、トンネルのリニューアルに合わせてエントランス施設が作られ、大地の芸術祭2018の開幕に合わせて、2018年7月29日にオープンしました。
 この三角屋根が斬新なエントランス施設そのもの芸術作品という位置づけであり、1階が都会的に洒落たカフェ、2階に足湯があります。

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 中に入りますと、右手に2階へ上がる小さな階段がありますので、靴を脱いで2階に上がります。

 2階はドーム状になっていて、温泉の熱気が充満していました。中央に円形の浴槽があり、無色透明の湯が張られていました。間接照明の落ち着いた空間は静寂に満ち、落ち着いた空間です。

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 周囲は壁の閉鎖空間で、景色は全く見えませんが、天井を見上げますと、ステンレス板に反射した景色が見えるという工夫がされています。まさにこの空間そのものが芸術作品といえましょう。

 写真をうまく撮れませんでしたので、パンフレットの写真をお借りします。

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 さて、ここに使用されている温泉はトンネル内から自噴している源泉で、「湯処よーへり」の源泉と同じものです。

 源泉名は薬研の湯。泉質は単純硫黄泉(低張性 アルカリ性 高温泉)。源泉温度42.6℃。湧出量89L/分(自噴)。PH 9.3。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成24年9月18日付)は、Li 0.3、Na 217.3、K 1.9、Ca 23.4、NH4 3.2、F 2.1、Cl 323.4、Br 1.3、I 0.2、SO4 8.9、HCO3 14.6、CO3 31.2、HS 5.0、HPO4 8.3、OH 0.3、メタホウ酸 23.8、メタケイ酸49.0、など、ガス性除く成分総計は714.2mg/kgです。

 足湯ですので、さすがに飲んだりしませんでしたが、ぬるめで、淡い硫化水素臭を感じる柔らかな湯です。

 大きな看板はなく、気付かない人も多いものと思います。たくさん来られても困るでしょうけれど・・。

 せっかくですので、トンネルも紹介しましょう。

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 たくさんの観光客でにぎわい、団体客多いです。

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 入坑料は大人600円、小中学生300円、幼児無料です。

 ひんやりとした薄暗い照明のトンネルを少し行きますと、「薬研の湯」の源泉湧出場所があります。

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 しばらく進みますと、第1見晴所。

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 雄大な景観は、陳腐なスマホカメラではおさまりません。

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 さらに進んで第2見晴所。

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 この光り輝く物体はトイレです。これも芸術作品の様であり、観光客が行きかうこの場所で用を足すのは勇気がいりそうです。

 柵から乗り出しますと、V字谷の断崖絶壁の絶景が見渡せます。

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 少し進んで第3見晴所。

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 オレンジの光が異空間を演出しています。ここからの眺めも迫力がありましが、広角でないと写真では写しきれません。

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 そして終点のパノラマステーション。

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 この眺めは見覚えがあることでしょう。今やこれが清津峡の代名詞となっています。

 V字谷の迫力ある雄大な清津峡の景観は、一番先まで行かないと十分に楽しめないのですが、床に貼られた水に浸かりながら柵の所まで行き、観光客の視線にさらされるのはかなり勇気がいります。若者は良いでしょうが、ジジイがいたのでは絵になりませんものね。
 でも、この幻想的な眺めは、人気になることが良く理解できます。

 確かに、トンネル全体が芸術作品と感じさせ、600円という料金は別にして、魅力ある場所だと思います。さすがに混み合うだけはありますね。
 

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