粟ヶ岳に誘われて 「加茂 美人の湯」

 今日から3月。もうすぐ春ですねえ・・と、気分もウキウキするはずなのですが、新型コロナウイルス感染は勢いを増し、未曽有の社会問題となっています。
 ついに昨日には新潟市内でも感染者が確認されました。イベントは次々と中止され、行楽地の休業・閉鎖も相次いでいます。明日からは小・中・高校は休業に入ります。

 こんな社会状況ではありますが、今週末は天候が回復し、晴れ間もみられて、穏やかな陽気になりました。
 
 昨日は長岡に行き、新潟県立歴史博物館で開催されている冬季企画展「越後佐渡の温泉文化」を遅ればせながら見に行ってきました。ちょうど3月2日からの臨時休館が発表されるタイミングで、間に合って良かったです。

 で、少し高台にある歴史博物館からは展望が良く、正面に雪を抱いた粟ヶ岳が、青空をバックにくっきりと浮かび上がっていました。
 歴史博物館を出た後は、来る途中に通った寺宝温泉に立ち寄る予定だったのですが、粟ヶ岳の雄姿に魅かれて方向転換し、粟ヶ岳へと向けて車を進めてしまいました。
 粟ヶ岳が見える温泉といえば・・・。そうです。「加茂 美人の湯」です。前回来たのは2018年11月でしたので、1年半ぶりになります。

 加茂市街を抜け、加茂川沿いに車を数キロ進め、温泉櫓のある「加茂 美人の湯」が見えてきました。

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 夕日をバックに眩しい「加茂 美人の湯」に入館しました。

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 下足箱に靴を入れ、受付へ。

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 料金は大人800円、小人300円、幼児無料、タオルセット付きです。17時以降は、大人600円、小人200円と割引になります。
 真っ赤な制服が麗しい受付職員に料金を払い、リストバンドとビニール袋に入ったタオルセットを受け取って、浴室に向かいます。

 館内は公共の日帰り温泉とは思えない豪華な造りで、リゾートホテル気分を味わえます。

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 ロビーからは粟ヶ岳が一望されます。

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 奥に浴室がありますが、今回の男湯は右側でした。

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 ロッカーは自由に選びます。

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 洗面台にはドライヤー、ヘアブラシがあります。

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 浴室には、掛け湯、気泡浴・ジェット風呂の小浴槽が2つと大浴槽があります。

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 大浴槽の一部は浅くなっていて、寝湯として利用できます。

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 天井が高く、ガラス壁で、明るく開放感があります。

 浴槽の形は、左右の浴室で若干違いがあり、左側は曲線状、右は直線状のデザインですが、基本構造は同じです。左の浴室のサウナは、ドライサウナですが、右の浴室はスチームサウナです。

 大浴槽の隅にある丸い柱の所に注湯場所があり、この角の部分が私のお気に入りの場所です。

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 外には露天風呂があり、左の浴室は半円形ですが、右は長方形です。露天風呂からは粟ヶ岳が正面に眺望できますが、浴槽に浸かった位置では、塀が邪魔になり、山頂部分しか見えません。でも、開放感があって気分爽快です。

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 洗い場は仕切り付き10ヶ所、仕切りなし12ヶ所あり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。

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 源泉名は加茂・美人の湯。源泉温度22.1℃(気温4℃)、湧出量6.0L/分(自然湧出)、PH6.8。泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物強塩・炭酸水素塩冷鉱泉(高張性中性冷鉱泉)です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成29年3月9日分析)は、Li 0.7、Na 9409、K 129.3、NH4 12.2、Mg 18.8、Ca 388.0、Sr 10.3、Ba 0.8、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 1.9、F 12.1、Cl 12150、Br 47.8、I 4.5、HS 1.2、S2O3 0.0、SO4 332.3、HPO4 0.0、HCO3 5370、メタ珪酸 10.6、メタ硼酸 41.4、遊離二酸化炭素1134、遊離硫化水素1.7 など、ガス性除く成分総計は27941mg/kgです。

 スケールを防止するため、高濃度の温泉を肌にやさしいマイルドなものにするため、高濃度の温泉なので機器の保全等のため加水、入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用との掲示がありました。

 浴槽の湯は淡黄色透明で、微薬臭、薄い塩味と薬味があり、ツルスベ感があって、浴感は良好です。
 ただし、加水・加熱・循環された湯は、残念ながら成分表で示された強塩泉の面影は全くありません。新潟県では貴重な炭酸泉であり、手を加えない生の源泉に浸かってみたいですが、スケールによる源泉トラブルが頻回であり、加水して希釈が必須なため、現状は仕方ないことでしょう。

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 自己責任でなめた感じでは、かなりの加水がされているものと思いますが、それでもあれだけの浴感が保てるというのは、源泉の良さを物語っているものと思います。

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 湯上りにロビーでクールダウンして退館しました。

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 夕陽に照らされた粟ヶ岳をもう一度眺め、家路に着きました。

 
 
 


 

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