展望風呂に、ツルスベの湯 「ロイヤル胎内パークホテル」

 胎内市の「ロイヤル胎内パークホテル」は、合併前の旧黒川村によって造られたリゾートホテルで、2001年春にオープンしました。
 オープン当時、小さな村がこれだけのリゾート開発をしたことが全国でも話題になりました。
 その特徴ある豪華な外観は、ヨーロッパのお城を見るかのようであり、なかなか魅力的です。

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 かつて隣には、国民宿舎の「胎内パークホテル」と「ニュー胎内パークホテル」が並んであり、そちらには何度か宿泊したことがありましたが、閉館し、その後に団体専用の「胎内アウレッツ館」として再オープンしました。
 残念ながら「ロイヤル胎内パークホテル」には泊まったことがなく、日帰り入浴の利用だけです。

 さて、胎内は我が家にとりまして思い出深い場所です。かつて子供が小さい頃、家族で胎内方面に行楽によく行っていました。
 樽が橋遊園で遊び、ゴーカートを走らせ、胎内平を散策し、地ビール工場を見学したり、釣り堀でニジマス釣りをしたことなど、ひとつひとつが大切な思い出です。胎内観音で心霊写真を撮ってしまい、お寺で供養してもらったこともありました。
 行楽帰りにひと風呂ということで、このホテルを利用させていただくこともあったのですが、最近はすっかり御無沙汰してしまいました。たまには行かねばと思いつつ、年月だけが過ぎるばかりでした。

 こんな折りに、展望露天風呂「宙の箱舟」がリニューアルされて、3月20日にオープンしたとのニュースを聞き、是非行かねばと思いはつのりました。
 しかし、そうこうするうちに新型コロナ感染が拡大し、行くタイミングを逃してしまいました。
 “コロナ休館”を終えて、6月1日から営業再開したとの情報を得て、いつ行こうかと思案していましたが、意を決して、先日ようやく行って来ました。

 新発田市から国道290号線経由で胎内へと向かい、快適なドライブを楽しむうちにホテルに到着しました。途中空を見上げますと、パラグライダーが空を舞っていました。広々とした駐車場には数台の車。

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 この豪華な外観は、オープンして19年過ぎたとは思えません。

 中に入りますと、広々とした大理石張りのロビーに圧倒されてしまいます。

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 左手のフロントで料金を払い、入浴券を受け取ります。入浴料は、大人800円、小人400円。胎内市民は、大人600円、小人300円です。
 日帰り入浴時間は11時から17時までですが、季節で変更がありますので、ホームページでご確認下さい。

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 広々としたロビーにはピアノも置かれ、非日常を味わえる空間となっています。

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 ロビー右手のエレベーターで2階に上がりますと、大浴場への入り口があります。

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 靴を下足棚に入れ、中に進みますと、正面に入浴券入れがあります。

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 ここに入浴券を入れて、右手の浴室へ。

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 手前が男湯、奥が女湯です。中に入りますと、

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 脱衣場には、脱衣棚に脱衣かご。

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 棚は上下左右交互に使用され、密接を避けています。

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 洗面台には、ドライヤー、ヘアブラシ、整髪料などがあります。

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 浴室に入りますと、右手に大浴槽があります。

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 大きなガラス壁越しに露天風呂が見渡せて、解放感があります。

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 左手には仕切り付きの洗い場がありますが、ひとつおきに使用して、隣同士が密接しないようにしていました。仕切り付ですので、そこまですることもないように思えますけれど。

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 洗い場には、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。

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 奥にはサウナと水風呂があります。

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 外には内風呂から見渡せた露天風呂。

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 ここからは直接景色は見えませんが、解放的です。

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 そしてリニューアルされた展望露天風呂「宙の箱舟」へ向かいます。

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 暖簾をくぐり、通路を進みます。

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 板張りの通路を進みますと、木製の階段がありますが、滑りやすいのでご注意ください。

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 その階段を上った所に、檜風呂があります。

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 注湯口から注がれた湯は、オーバーフローされ、ベランダみたいになった所に流れ出ています。

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 そこに出てみたい衝動にかられましたが、柵があって出られません。立ち上がりますと、展望露天風呂というだけあって、眺めは良好です。

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 浴室はホテルの2階なのですが、ホテルそのものが高台にありますので、眺めは良好です。ただし、柵が邪魔で、改修前より見晴らしが悪くなってしまったのが残念です。
 柵には小鳥が止まったりして風流でした。独り占めの露天風呂で、そよ風に吹かれながら寛ぎの時間を過ごしました。

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 湯は無色透明ですが、ツルスベが強く、大変滑りやすいですので、浴槽への出入りや階段の上り下りには十分ご注意下さい。

 さて、源泉名は新胎内温泉。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)。源泉温度 51.1℃。湧出量 162L/分(動力)。PH 8.4。ラドン 3.12x10-10Ci/kg(0.86マッヘ単位/kg)。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成25年1月25日付)は、Na 499.8、K 6.7、NH4 3.5、Mg 0.8、Ca 3.2、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Li 0.0、Sr 0.0、Ba 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 7.2、Cl 47.7、HS 0.0、S2O3 0.0、Br 0.2、SO4 357.8、HCO3 747.5、CO3 16.8、I 0.1、NO3 0.0、HPO4 0.0、HSO4 0.0、メタケイ酸 51.8、メタホウ酸 1.3、遊離CO2 4.2、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1744mg/kgです。
 入浴に適した温度を保つため加温、衛生管理と浴槽内の温度を維持するため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を行っているとのことです。
 無色透明無臭ですが、ツルツル、ヌルヌルの湯は浴感良好です。ツルスベの度合いは、「釜ぶたの湯」にはかないませんが、県内でも有数と思われます。循環湯ながらも温泉の味わいは高いです。
 当初は飲泉所があり飲泉できたのですが、平成25年頃から飲泉できなくなったのが残念です。

 豪華なホテルながらも日帰り入浴でも親しまれています。胎内市民には割引があり、地元の人たちで賑わっているようです。

 展望露天風呂からの眺めの良さもさることながら、泉質の良さも特筆すべきでしょう。ツルスベ感は県内屈指と思われます。

 奥まったところにあり、気軽に立ち寄り湯という場所でないのが残念ですが、遠出する価値のある素晴らしい温泉だと思います。
 

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