美味! “薬師のミネラルカルピス” 「だいろの湯」

 新潟市の西蒲区の多宝温泉「だいろの湯」に飲泉所ができた話題につきましては、先日のブログで紹介させていただきましたが、実際にどうなのかを確かめるべく、早速行ってまいりました。

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 玄関のすぐ左側の、車いすのスロープにつながる部分に飲泉所が作られていました。

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 玄関の外にありますので、入館しなくても無料で利用が可能です。

 ということで、入館前に覗いてみることにしましょう。

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 紫色のタイル張りの台に、きれいなシンクが2つあり、それぞれの蛇口から源泉が絶えず流されていました。

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 さっそく飲んでみましたが、ほど良い塩味に硫黄味が加わり、なかなかいい味でした。

 成分表の掲示がありましたが、源泉名は、多宝温泉 薬師の湯。泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(低張性アルカリ性低温泉)。源泉温度26.8℃。湧出量 未測定(掘削による動力揚湯)、pH 8.6。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、令和2年8月27日分析終了)は、Li 0.04、Na 535.4、K 3.8、NH4 0.4、Mg 0.3、Ca 95.7、Sr 0.6、Al 0.01、Cu 0.02、F 0.3、Cl 957.4、Br 3.6、I 0.3、HS 9.5、S2O3 0.6、SO4 43.6、HCO3 33.2、CO3 1.8、メタケイ酸 19.0、メタホウ酸 4.2、遊離H2S 0.3 など、ガス性除く成分総計は1710mg/kgです。

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 令和2年10月5日付けで新潟市より飲泉許可を得ていますが、飲用の禁忌症は、甲状腺機能亢進症(1日に300ml以上引用する場合)で、適応症は、萎縮性胃炎、便秘、耐糖能異常(糖尿病)、高コレステロール血症です。
 1回の飲泉量は100~150mlとし、1日の総量は200~500ml以内にするよう指示があります。

 素晴らしい飲泉所と泉質に気分を良くして入館しましたが、玄関先には「多宝山薬師堂から続く鉱泉で手洗いしてからご入館ください」と掲示されていました。

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 消毒薬でなく、温泉で手をきれいにして入館というのは良いですね。形ばかりのアルコール消毒より、温泉水でしっかり手洗いした方がコロナ対策になると思います。

 下足箱に靴を入れて受付へ。

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 入館料は880円(タオルセット付)です。平日17時以降は夜間割引で660円(タオルセット付)です。消費増税に伴って値上げされたのは残念です。

 タオルセットは、コロナ前はバッグ入りでしたが、現在はむき出しのタオルが渡されます。

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 では、浴室に向かいましょう。

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 浴室内は撮影できませんので、画像はありません。

 掛け湯をして、まずは2号源泉の内湯へ。無色~微白濁の湯が満ちた浴槽には4~5人ほどの先客がおられ、いつもより賑わっていました。
 私が好きな窓際は密集の危険があり、誰もいなかった手前に浸かり、ジェットで背中のマッサージを楽しみました。

 そして、メインの1号源泉の大庭園露天風呂へ移動。痰緑色透明の湯が満ちた50畳敷きの大きな浴槽に7~8人の客。私が好きな噴湯口のサイドには先記客がおられましたので、浴槽中央でゆったりしました。この場所は、噴湯口下からの浴槽内注入された源泉の流れを体に受けることができます。

 そして外の露天風呂。ここは3号源泉が使用され、湯量豊富なため、姉妹館の「めんめん亭わたや」や、新潟駅前の「ドーミーイン新潟」でも使用されています。
 無色透明の湯ですが、塩味と薄い硫黄味がします。湯温はいつもよりぬるく、不感温度に近いと思われます。ぬる湯にゆったりと浸かることで、疲れた神経を鎮静化させることが可能なのですが、子供たちが賑やかに遊びまわっていて、早々に退散せざるを得ませんでした。

 さて、ときどき源泉が不調のことがあるのですが、今日の源泉はコンディションは良かったようです。3種類の源泉のそれぞれの良さが十分に感じ取れました。

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 泉質については以前のブログで考察していますが、平成28年6月6日付けの分析表によりますと、

1号源泉
泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度63.4℃、湧出量160L/分(動力)、PH 7.6。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 1388、K 25.5 、NH4 5.6、Mg 4.8、Ca 439.0、Sr 6.9、Ba 0.5、Al 0.0、Mn 0.0、Fe 0.4、Cu 0.0、Zn 0.0、F 3.4、Cl 2860、Br 10.2、I 1.6、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 24.8、S2O3 21.7、HSO4 0.0、SO4 9.3、HPO4 0.0、HCO3 106.2、CO3 0.0、メタケイ酸 49.4、メタホウ酸 30.7、遊離CO2 4.5、遊離H2S 7.1で、ガス性除く成分総計は4988mg/kg。

2号源泉
泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度25.8℃、湧出量668L/分(動力)。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 512.0、K 3.2 、NH4 1.0、Mg 0.2、Ca 83.3、Sr 0.5、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.3、Cl 847.0、Br 3.1、I 0.3、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 4.8、HSO4 0.0、SO4 69.1、S2O3 1.8、HPO4 0.0、HCO3 29.0、CO3 0.0、メタケイ酸 20.4、メタホウ酸 3.8、遊離CO2 0.2、遊離H2S 0.3で、ガス性除く成分総計は1580mg/kg。

3号源泉
泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性高温泉)。源泉温度47.8℃、湧出量800L/分(動力)、PH 9.1。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 1421、K 9.4 、NH4 4.3、Mg 0.1、Ca 391.8、Sr 3.5、Ba 0.1、Al 0.0、Mn 0.0、Fe 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 1.7、Cl 2820、Br 10.1、I 0.9、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 13.3、HSO4 0.0、S2O3 1.5、SO4 44.2、HPO4 0.0、HCO3 19.8、CO3 0.0、メタケイ酸 34.9、メタホウ酸 43.0、遊離CO2 1.7、遊離H2S 0.1で、ガス性除く成分総計は4820mg/kg。

 であり、それぞれ掛け流しで使用されています。飲泉用の薬師の湯は、これら3つの浴用源泉の中では、2号源泉が一番近いようです。

 食事処で遅い昼食と思いましたが、準備中でした。

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 広間は賑わっていて、休めるところはありません。

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 ロビーの椅子で休んでクールダウンしました。

 館内ではいろんなものが売られていますが、地元産の新米も売っていました。

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 不織布マスクも売っていましたが、50枚で698円と安くなりましたね。

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 帰り際、受付にこんな掲示が・・・

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 申し出て、「薬師のミネラルカルピス」を試飲させていただくことにしました。

 紙コップにカルピスを入れていただき、靴に履き替え、飲泉所に持っていきました。

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 源泉で割って飲用します。

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 これが実に美味しかったです。水で割ったカルピスよりもいい味であり、うまくマッチしています。
 何杯も飲めそうでしたが、飲泉の許容量もありますので、ほどほどで我慢しましょう。

 まずい温泉といえば「月岡温泉」ですが、こちらは美味しい温泉です。入浴して良し、飲泉して良し。「だいろの湯」の魅力がひとつ増えました。

 26℃ほどの源泉が流しっぱなしで、もったいなく感じます。素晴らし硫黄泉であり、沸かし湯・循環湯の施設にくれてあげたいくらいです。捨てるだけなら持ち帰り可能だと良いですね。

 飲泉だけなら無料ですので、皆様方も是非飲泉してみてください。できれば正式入館して「薬師のミネラルカルピス」を試飲されますことをお勧めします。



 

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