暴風去って雪見風呂 「ごまどう湯っ多里館」

 年初めの暴風雪・大雪の後、しばらく穏やかな天候が続き、積雪量もかなり減りましたが、再び暴風雪となりました。今回は前回ほどではありませんでしたが、かなりの暴風が吹き荒れました。

 こんな暴風雪が一段落した昨日の夕方、田上町の「ごまどう湯っ多里館」に行ってきました。
 ここは正式には田上町多目的交流施設といい、2001年4月21日にオープンし、指定管理者により運営されています。ということは、今年開業20周年になるんですね。

 この温泉はときどき源泉が不調となってメンテナンスされることがありますが、2020年10月にも源泉浚渫(掘削)工事が行われ、期間中は水道水による沸かし湯営業が行われました。
 その後どうなったのか気になっていましたが行く機会を失っており、ようやく今回行ってみることにしました。
 前回行ったのが2019年7月でしたので、1年半ぶりであり、随分とご無沙汰してしまいました。

 案内板に従って車を進め、急な坂を上った先に駐車場があります。駐車場は「ごまどう湯っ多里館」より低い場所にありますので、アクセス用エレベーターで上に上がります。

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 2階に上がりますと長い通路があり、歩いた先に「ごまどう湯っ多里館」があります。

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 通路の先には飲泉所があります。なまぬるい源泉が絶えず流されており、飲泉することができます。

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 源泉不調時は飲泉所の源泉が止められて利用できないのですが、今回は利用できて良かったです。昨年の源泉工事で復活したのでしょうか。

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 ここに2019年8月28日分析の分析表が掲示されていました。

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 源泉名は、田上ごまどう温泉。泉質は、ナトリウム-塩化物温泉(低張性アルカリ性温泉)。湧出量 500L/分。泉温 35.2℃(調査時気温32℃)。知覚試験:無色透明、微硫化水素臭であり、微硫黄味を有す。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 516.5、K 3.6、NH4 1.7、Mg 0.0、Ca 44.4、Sr 0.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 1.7、Cl 654.9、Br 2.7、I 0.8、NO20.0、NO3 0.0、HS 0.6、HSO4 0.0、S2O3 0.8、SO4 182.7、HPO4 0.0、HCO3 53.1、CO3 15.9、メタケイ酸 46.4、メタホウ酸 8.4、遊離CO2 0.0、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1535mg/kg。
 硫化水素イオンが0.6mg/kg、チオ硫酸イオンが0.8mg/kg含まれており、硫黄泉の基準(総硫黄2mg/kg)に若干足りませんが、微硫化水素臭があり、硫黄味のある柔らかな湯で、美味しくいただけます。

 飲泉のあとは玄関に向かいましょう。

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 ここが正面玄関です。玄関前は広いロータリーになっていて、車で上がって来れるのですが、ここには駐車できません。また、横にはイタリアンジェラートの店があります。

 玄関を入り、手を消毒しますと、同時に赤外線モニターで検温もされます。

 右手に下足箱がありますので靴を入れ、受付右横にあるタッチ式の券売機で入浴券を購入します。
 入館料は700円。平日はタオルセット付ですが、土日祝日はタオルなしで、タオルセットは100円で別料金になります。館内着はありません。私は某温泉本の割引クーポンを利用して100円引きで入館しました。

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 営業時間は10:00から21:00までで、最終受付は20:00です。定休日は毎月第2火曜日(祝日の場合は翌日)です。

 受付しますと、下足箱の鍵と引き換えに番号札が渡されます。

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 番号札は小さいですので、無くさないようにしましょう。私はどのポケットにしまったか忘れてしまって大慌てしました。

 館内は円弧状にカーブしており、十日町の「千年の湯」に似た作りです。浴室は、右が「あじさいの湯」、左が「ごまどうの湯」で、毎週土曜日に男女が入れ替わります。今回の男湯は「あじさいの湯」でした。

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 浴室は基本的には同様であり、上がり湯(掛け湯)、大浴槽、ぬる湯の小浴槽、各種ジェットバス、展望露天風呂などがありますが、「あじさいの湯」が高温サウナであるのに対して、「ごまどうの湯」はソルティサウナという違いがあります。

 脱衣場にはコイン返却式のロッカーがありますので、好きなものを選びますが、返却式ながらも100円硬貨が必要なのは煩わしいですね。洗面台にはドライヤーやヘアブラシ、綿棒等が置いてあります。

 浴室に入りますと、正面にあがり湯(掛け湯)があり、右手にドライサウナと水風呂、左に大浴槽とぬる湯の小浴槽、さらにローリングバス、エステバス等があります。大きなガラス窓で開放感があり、
新潟平野が一望されて、眺望は抜群です。

 洗い場は仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。

 外には数段の階段を下りた先に展望露天風呂があり、内湯からのほか脱衣場からも直接出入りできます。
 浴槽は深めで、顎まで湯に浸かれます。展望露天風呂と名乗るだけあって眺めは良いのですが、浴槽に浸かった状態では景色は見えません。でも、雪見風呂が楽しめます。

 さて、泉質は飲泉所の所で紹介しましたように、泉質はナトリウム-塩化物温泉です。
 あがり湯は源泉100%で、加水・加温・循環ろ過なしですが、内湯大浴槽・小浴槽、露天風呂は加水なしですが、加温され循環ろ過されています。水風呂、各種ジェットバスは水道水使用です。

 湯は無色透明無臭で、ごくわずかの塩味を感じ、軽いツルスベ感があり、肌に優しい柔らかな湯です。
 しかし、飲泉所で感じられた硫化水素臭や硫黄味は感じられず、加熱・循環ろ過される中で、源泉本来の面影が失われているのが残念です。
 源泉温度が低めですので、加温・循環ろ過は避けられないのですが、飲泉所で源泉が絶えず流されていることを考えますと、小さくても良いので、掛け流し浴槽があればなあと感じます。

 脱衣場2階に休憩所があり、眺望を楽しめます。手前に広がる竹林、その先に田上の街並み、その先に広大な新潟平野が広がります。

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 左手に弥彦山・角田山が見え、正面には遠く新潟市街が見渡せるのですが、舞い散る雪にけむって見通せませんでした

 しばしクールダウンし、浴室を出て館内奥の休憩用広間を覗いてみました。

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 ここは食事もできるのですが、かなり賑わっていましたので利用を控えました。ロビー近くの椅子とテーブルがある休憩所でひと休みし、退館しました。

 高台にあり、眺めが良いのが魅力の温泉です。循環湯は残念ですが、飲泉所で飲泉ができる貴重な温泉です。湯田上温泉を手軽に味わうには最適です。


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