リニューアルオープン! 「加茂七谷温泉 美人の湯」

 加茂市の公共日帰り温泉施設「加茂 美人の湯」は、新しい指定管理者が決定し、リニューアルのため3月の1か月間休館していましたが、4月1日、「加茂七谷温泉 美人の湯」として再オープンしました。

無題-crop.jpg
 同館のホームページによれば、館内を灯篭や和傘等で飾り「北越の小京都 加茂」を演出し、食事処では、地元産の野菜を使ったお料理を提供するそうです。

 入館料は従来同様に、タオルセット付で大人800円、小学生300円、17時以降は大人600円、小学生200円です。
 営業時間は、10時~21時までで、最終受付は20時30分です。休館日は、毎月第2・4水曜日、12月31日です。

 源泉はこれまでと変わりなく、浴室も従来同様のようです。

 「美人の湯」は加茂市の公共日帰り温泉として2002年11月にオープンしましたが、豪華な館内は公共の温泉施設とは信じられないくらいで、リゾート気分も味わえました。
 しかし、濃厚な源泉(含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物強塩温泉、ガス性除く成分総計26020mg/kg)が災いし、スケールによる湯量減少などで開業前から源泉の維持管理に問題を生じていました。開業後もトラブル続きで市の責任を問う政治問題にもなりました。
 湯量減少のため、2005年8月からは入浴剤による長期の沸かし湯営業となりました。
 この解決のため、2008年秋から新たな井戸を斜めに掘削し、濃い源泉を水で薄めて汲み上げる方法を取り、2009年5月に、4年振りに源泉供給が再開されました。
 しかし、その後も源泉トラブルを繰り返し、その度に沸かし湯営業を余儀なくされていました。

 このような状況により、施設の維持管理に莫大な費用が掛かり、税金投入を問題視されてきました。入館者数の減少と相まって、2004年度から16年連続の赤字となりました。
 昨年3月3日からコロナ休館に入りましたが、このまま休館を継続した方が赤字幅が縮小できるため、市は廃止も選択肢に検討していると報道され、存続の危機に直面しました。
 その後8月1日から、週末のみ営業を再開しました。市は新しい指定管理者を2度に渡って公募し、ようやく地元の若手経営者からなる「加茂人」が指定管理者に選定され、4月1日から営業開始することになりました。
 そして、3月は開業準備のため休館し、4月1日にリニューアルオープンの運びになりました。

 オープンは良かったのですが、源泉の問題は何ら解決されておらず、今後もトラブルが予想されます。源泉管理用の温泉櫓も昨年撤去されており、背水の陣という状況です。

 源泉枯渇のリスクを抱えながらのリニューアルオープンです。リスクを承知で指定管理者に手を挙げた地元の有志にエールを贈り、応援したいと思います。
  

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)