清津峡湯元温泉「清津館」に行ったけど・・

 清津峡には、前に紹介した「湯処よーへり」のほか、小規模な旅館・民宿、土産物店が小さな温泉街を形成しています。
 その中で、清津峡渓谷トンネルの入口に一番近く、一番大きな宿が、日本秘湯を守る会の会員でもある「清津館」です。

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 この旅館は独自の源泉を持ち、湯元ということで、清津峡小出温泉ではなく、清津峡湯元温泉と名乗っています。

 ということで、せっかく清津峡に来たわけですので、ここにも入浴させていただくことにしました。

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 玄関には日本秘湯を守る会のおなじみの提灯が飾られています。玄関は開け放たれており、静かな館内に人影はありません。
 日帰り入浴客は玄関でスリッパに履き替えることになっており、履き替えてフロントに行きましたが・・。

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 全くの無人。呼び鈴を何度も押しましたが返事がありません。どうしたんでしょう。ほかに客の気配もなく、昼休みでしょうか。

 通常は、10時から15時まで、700円(タオル別)で、内湯のみ日帰り入浴可能なのですが、今回の入浴は断念しました。タイミングが悪かったようですね。

 せっかくですので、ここの温泉について紹介しましょう。

 内湯は大浴槽があるのみでシンプルですが、「薬師の湯」という独自源泉が掛け流しで使用されています。
 写真がありませんので、公式ホームページの写真をお借りします。
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 源泉名は薬師の湯。泉質は単純硫黄泉(低張性 アルカリ性 高温泉)。源泉温度48.0℃。湧出量44.2L/分(掘削、自噴)。PH 9.1。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成26年9月29日付)は、Li 0.2、Na 205.5、K 1.6、NH4 0.1、Mg 0.0、Ca 13.9、Sr 0.0、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Fe(III) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 303.4、Br 1.2、I 0.4、OH 0.2、HS 7.1、S2O3 4.0、HSO4 0.0、SO4 3.3、NO2 0.0、NO3 0.0、HPO4 38.3、HCO3 3.7、CO3 38.0、メタケイ酸 51.6、メタホウ酸 19.8、メタ亜ヒ酸 0.0、遊離CO2 0.0、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は694.3mg/kgです。
 源泉は、加水なし、加熱無、循環なし、塩素消毒なしで、掛け流しで使用されています。

 今回入浴はできませんでしたが、無色透明の湯は淡い硫化水素臭と若干の硫黄味があり、アルカリ度が強いためツルスベの湯が楽しめるものと思います。

 この源泉は、旅館前の、トンネルへ道路わきにある桑原清吉翁の石碑の右横にあります。

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 先々代館主の桑原清吉翁が、上杉謙信ゆかりの薬師如来像のお告げにより、湯脈を探し求めたところ、昭和43年に温泉を掘り当てたのだそうです。歴史は意外に新しいのですね。

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 以前、この横にある池にも源泉が注がれていて、入浴したいという衝動に駆られたことを思い出します。

 また、清津館には内湯のほかに貸切露天風呂があります。宿泊者専用で、日帰り客は利用できません。

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 道路を挟んだ峡谷側にあり、木の塀で囲まれています。すぐ横の道路を多くの観光客が行きかいますので、塀で囲まれているとはいえ、日中は落ち着かないかもしれません。でも、絶景を見ながらの入浴を楽しめるものと思います。
 写真がありませんので、公式ホームページの写真をお借りします。

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 この露天風呂は大小2つの石組の浴槽があり、それぞれ別の源泉が使用されています。
 大浴槽は内湯と同じ薬師の湯源泉が、加温と非加熱の2つの注湯口がら注がれています。小浴槽は小出2号源泉が非加熱で注がれています。

 小出2号源泉は、泉質は含硫黄-ナトリウム・塩化物泉(低張性 アルカリ性 温泉)。源泉温度39.8℃。湧出量10.5L/分(掘削、自噴)。PH 9.1。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成26年9月29日付)は、Li 0.4、Na 340.6、K 1.7、NH4 0.2、Mg 0.0、Ca 26.5、Sr 0.0、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Fe(III) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.4、Cl 545.9、Br 1.9、I 0.4、OH 0.2、HS 10.3、S2O3 4.0、HSO4 0.0、SO4 8.7、NO2 0.0、NO3 0.0、HPO4 17.4、HCO3 4.8、CO3 39.4、メタケイ酸 49.5、メタホウ酸 28.1、メタ亜ヒ酸 0.0、遊離CO2 0.0、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は1082mg/kgです。
 源泉は、加水なし、加温なし、循環なし、塩素消毒なしで、掛け流しです。

 ガス性除く成分総計が1000mg/kgを超え、塩類泉の基準を満たしますが、基本的には薬師の湯源泉と同様の泉質です。硫黄分が若干多く、ツルスベの硫黄泉が楽しめるものと思います。湯温もぬるめですので、絶景を見ながらゆったりと浸かることができそうです。

 いつの日か泊まって、貸切露天風呂を楽しみたいものです。

 これから紅葉の季節となり、清津峡はますますにぎわいを見せることでしょう。

 

 

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