嗚呼! 「ホンマ健康ランド」が6月末で閉館!

 4月13日に、衝撃のニュースが伝えられました。新潟市中央区の「ホンマ健康ランド」が、6月30日で閉館すると発表したのです。

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 1987年10月にオープンした「ホンマ健康ランド」。その年は私が結婚した年であり、双子の娘が生まれた年です。オープン当初から利用し、我が家の歴史とともに歩んできたと言っても過言ではありません。

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 1990年代半ばになるまでは、新潟県内の日帰り温泉は数えるほどしかなく、我が家では「じょんのび館」、「健康ランド ポエム」、そして「ホンマ健康ランド」を交互に利用していました。その後日帰り温泉が次々とオープンし、さらにはスーパー銭湯も加わって、結果として競合施設が増えることとなりました。

 当初は入館料は大人2100円と高額でしたが、子どもの遊び場が充実していましたし、2階のシアタールームで映画を観たりもできて、1日ゆっくりと家族で楽しめるのが魅力でした。
 改装されて、子どもの遊び場がフィットネスッジムになり、シアタールームがつぶされて有料休憩室になったりして、残念に思っていた時期もありましたが、その後、浴室に露天風呂が増設され、子どもの遊び場が拡張されたりと、少しずつ改善が図られました。
 そして、平成10年の改装により、ほぼ現在の姿となりました。有料休憩室が無料開放され、旧男女別休憩室はまとめてファミリールームとなりました。レストランは拡張され半分は畳敷きの広間になってくつろぎやすくなりました。

 その昔、中庭に滝が流れ落ちていたのを覚えている方はいますでしょうか。懐かしいなあ・・・。

 料金も改定が重ねられて利用しやすくなり、10月、11月は創業記念ということで、87年の創業にちなんで、入館料が870円という企画があったり、2時間630円という企画もあったりしました。隔月で「お客様感謝月間」というのもやってましたね。
 そして、2018年5月の改定で大人1250円という低料金で利用できるようになり、提携カードの提示で割引もあり、非常に利用しやすくなっています。
 スーパー銭湯の休日料金と比較すれば、タオルセット・館内着のフルセット付でこの料金なら不満はありません。

 このように、私は「ホンマ健康ランド」の歴史をともに歩んできました。宿泊利用したこともありましたし、奥の遊び場で子供を遊ばせていた頃が懐かしく思い起こされます。

 浴室部分も変化がありました。掛け湯、ジェット風呂、バイブラバス(気泡浴)、白湯、漢方薬湯、ガラス張りの岩風呂(備長炭湯)、露天風呂、打たせ湯、ミストサウナ、ドライサウナ、水風呂などが、ゆったりとした浴室内に配置されています。

(古くなりましたが、写真撮影禁止前に撮った写真を載せておきます。)

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 奥まったところにある下の写真の浴槽は、現在は石造りですが、開業当初は古代檜を使った風格ある浴槽でした。当時の写真がないのが残念です。

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 ジャグジー付の寝湯もありましたがつぶされたのは残念です。その代り露天風呂が増設されましたけれど。

 各種浴槽を順繰りに巡るのが楽しみですが、漢方薬湯がお気に入りです。浴槽内に沈められた薬草の袋をもむのが楽しみです。

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 ミストサウナは、ミストというより大雨状態で、ずぶ濡れになってしまうのもご愛嬌です。そして、打たせ湯のパワーは県内最強ではないでしょうか。

 天然温泉ではありませんが、漢方薬湯(飛鳥薬師湯)にゆっくり浸かり、露天風呂で青空に映える木々の緑を見上げていますと、体だけでなく、疲れた心も癒されます。ストレスが束の間ながらも解消され、気分爽快となります。

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 多彩な浴槽といえばスーパー銭湯がありますが、ゆったり感はありません。混み合うスーパー銭湯は、カルキ臭もきつく、「ホンマ健康ランド」ほどの癒しは感じられません。

 「ホンマ健康ランド」は、歯ブラシやカミソリを自由に使えますし、脱衣場洗面台には整髪料やローション類が整っています。この辺はさすが健康ランドだと思います。

 リラックスルームや仮眠室等の休憩所は充実しています。

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 ロビーの椅子でもくつろげます。

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 売店も充実しています。

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 食堂の食事のメニューは多彩で、美味しさも十分です。ビールの銘柄も多種あって楽しめます。

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 私は利用したことはありませんが、スポーツジムは追加料金なしで利用できます。運動して浴室で汗を流して帰るというのは良いでしょうね。

 このように、どれをとっても魅力たっぷりです。こんな魅力あふれる施設が閉館とは・・。

 遠くの名湯よりも近くの健康ランド。困ったときの健康ランド。遠出する余裕のない時に重宝しますし、通常の日帰り温泉にはないゆったり感と満足感を味わえます。
 我が家では「ランド」で通じ、生活の中に溶け込んでいます。結果としてこのブログへの登場回数も多くなっています。(検索してご覧いただければ幸いです。)

 今年になってからは、正月に利用しましたが、その後は行っていませんでした。閉館の報を聞き、今すぐにでも駆けつけたいところですが、現在は緊急事態宣言が出され、生活の維持に必要な場合を除いた外出の自粛が強く求められており、行くに行けないのが残念です。
(4月18日から5月6日までは、緊急事態宣言のため臨時休館です。)

 3年前に30周年を祝い、次の40周年はどんなイベントがあるだろうかと期待していたのですが、33年で幕を閉じようとしています。寂しいですね。

 表向きは施設の老朽化ということですが、当初年間30万人あった入館者が、最近10年は15万人前後に減ったとのことであり、新型コロナウイルスによる集客減がとどめを刺したものと推測します。
 老朽化した施設改修には6億円かかると試算され、閉館を決めたそうです。親会社の本間組になんとかしてもらいたいところですが、日帰り温泉やスーパー銭湯が林立する現状を考えれば、投資は難しいものと思います。

 かつて長岡には「オーエム健康ランド SPA」があり、コンパクトながらも充実した設備で楽しめましたが、2003年6月に閉館しました。

 また、三条(旧・栄町)には「健康ランド・ポエム」があり、家族で度々利用していましたが、2010年3月に突然閉館してしまいました。
 「ポエム」は、天然温泉を使用していたこともありましたし、薬草風呂(薬仁湯)やトロン温泉、釜風呂などのほか、外には足湯もありました。館内設備も充実していて、県内最強の健康ランドと思っていましたので、突然の閉館はショックでした。

 そのほか新潟県内では、上越市に「上越の湯」があって、健康ランド的に楽しめましたが、2018年8月に閉館しました。
 現在「ゆざわ健康ランド」や「ランドマーク妙高高原(温泉カフェ)」などの健康ランド的施設はありますが、大きさや設備で劣ります。
 
 そして新潟市では、「メイワサンピア」が消え、「ホンマ健康ランド」が消えようとしています。これで大型温浴施設は皆無となってしまいます。

 建物自身はがっちりしているように見えますから、改修すればまだまだ使用できるはずです。営業を引き受けてくれる企業があると良いのですが、何とかならないものでしょうかねえ・・・。

 「月岡ヘルスセンター」、「新潟ビーチ温泉センター」とともに、私の心の中にはいつまでも残り続けることでしょう。

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